男性器が非勃起時に亀頭部分が皮膚で覆われている状態を「包茎」と呼ばれており、見た目の悪さにコンプレックスを感じている場合やSEX時のトラブル、衛生上のトラブルなど多くの問題が肉体的にも精神的にも男性に負担をかけていると言われています。
また包茎には様々な種類があり、症状によって行う包茎治療も異なります。
例えば勃起時に亀頭が露出出来ても普段は包皮で覆われているという場合でも包茎の症状と分類されるため、治療を検討している場合にはまず自分の包茎の種類を把握した上で適切な治療を受けるといった基礎知識を学ぶようにしましょう。
包茎の種類を知って正しい治療を行うことがおすすめ
実際に包茎治療を受けようと検討しているなら、まずは自分の包茎の症状はどのタイプに当てはまるのか事前に把握しておくとクリニック選びがスムーズに行えるようになります。
まず包茎には包皮の先端の締め付けの強さ、癒着などによって仮性包茎、真性包茎、カントン包茎の3種類に分類されます。
まず仮性包茎とは普段は亀頭一部、もしくは全体が包皮で覆われていますが、勃起時には亀頭が露出することが可能な状態を言います。
日本人男性に最も多い状態であり、治療を行う緊急性が低い特徴を持ち、実際にクリニックで包茎治療を受ける患者さんの大半がこのタイプだと言われています。
真性包茎とは仮性のように亀頭を全く露出することが出来ない状態で、衛生上の問題であったり受胎能力上問題やSEX上の問題に影響を与えるため手術を受ける必要性が高いタイプです。
真性包茎は亀頭を全く露出できない原因によりいくつかのタイプに分類されるため、より詳しい状態を知るためにも専門クリニックへの相談が重要となります。
カントン包茎とは包皮口が陰茎部の包皮外周よりも挟まっている状態であり、仮性包茎の強度締約型に分類されます。
亀頭露出が可能で輪ゴムで締め付けた状態に近いため、恥垢が溜まりやすく炎症や感染症になりやすい特徴があることから包茎治療が必要なタイプです。
包茎治療を行う必要性をチェック
包茎は大きく分類して仮性タイプと真性タイプに分かれ、男性機能場の問題や泌尿器疾患の関連性から真性包茎については包茎治療を行うべきだと考えられています。
しかし仮性包茎の場合は機能的には問題はなく、医学的には何らかの病気や疾患を伴わないなら手術を行う必要はありません。
しかし包茎治療の必要性は人によって異なり、亀頭が包皮に覆われることにより、衛生状態が悪くなることで亀頭包皮炎を繰り返している人や、慢性化してしまった場合、性感染症や尿道炎、尿路感染症といった泌尿器疾患を繰り返しているなど生活に影響を与えている場合は治療の必要性が高いと考える場合も多いです。
他にも外見上のコンプレックスを抱えており治療をすることによって精神的負担から解放されると行った場合や、美容的な理由を目的とする場合が多い場合も治療を選択する人は多い傾向にあります。
現在は問題はなくても、将来の感染症予防のほか包皮トラブルや介護、よきせぬ自体に備えて治療を受ける方もいるなど自分が治療を受ける必要性が高いかしっかり確認した上で行うことが重要です。
そういった相談も包茎治療が受けられるクリニックなら、カウンセリングを通じて不安なことや不明点などもしっかり相談することが可能です。
包茎治療の方法を知って自分にあった治療を受けよう
自分の包茎治療の必要性をしっかり確認できたら、実際に治療を受けることになりますがクリニックによって受けられる治療方法は異なる場合があるので、事前にどのような治療が行われているのかそれぞれの特徴を把握するようにしましょう。
代表的な包茎治療は環状切開法と亀頭下環状切開法とされます。
まず前者は泌尿器科の医学書にも記載されている世界的にもスタンダードな方法であり、どの泌尿器科でもこの方法が行われています。
包茎の原因となる包皮の狭い部分を切除することによって、包茎状態を改善し性感帯が集中しているリッジバンドを温存できるなどリスクが少ないメリットを持ちます。
ただ状態を改善することに重視した方法なため美容面への配慮はなく、環状切開術で包皮の狭いところを切り取ると豊富に中に隠れている肌色の部分と色素沈着している部分を縫い合わせることで、ツートンカラーになってしまい見た目が美しくならないリスクがあります。
後者はできるだけ仕上がりがツートンカラーになりにくいように切除範囲をデザインし、皮下組織という腫れの原因となる組織がほとんど存在しない場所近くで手術を行うことで、腫れを最小限に抑えて性感を落とす心配がありません。
美容面の工夫として2週間で溶けるラピッドバイクリルという医療糸を使用するため、自然な仕上がりにすることが可能です。
まとめ
包茎は男性にとって非常にデリケートな問題であり、きちんと包茎治療を受けることで機能性や衛生面の向上はもちろん、見た目を綺麗にして自信をつけることに繋がります。
もし包茎治療を検討しているというなら、包茎治療ができるクリニックで一度カウンセリングを受けてみてどのような治療、仕上がりになるのか相談をしてみることをおすすめします。
専門クリニックによって受けられる治療方法は異なるため、どのような治療をおこなっているか、どんなことを得意としているのかなども合わせてチェックすると安心です。
利用者の口コミ評価などもクリニック選びには参考になるので同時にチェックしましょう。